2017年8月7日月曜日

TSUKEMENのライブを15カメで撮る!


ヴァイオリンとピアノの音楽ユニットTSUKEMENの
コンサートを収録しました。

場所は新宿オペラシティのコンサートホール。

15台のカメラで収録しました。大規模な収録です。


まずは準備。



ハチ君が先輩のK村カメラマンと共にシステム構成を考えました。

「あー、はい・・・」

「え?・・・あー、はい・・・」

「あー、やべぇ足んねーや・・・」

「え?あー・・・」

ぶつくさ言いながらシステムと配線を記した図面が出来ました。


で、会社にある機材と、借りた機材を並べて




車に乗せると、パンパンに。ミニバン3台がパツンパツンです。


新宿オペラシティ。




「台車あるよね?」「え?」



で、



とんでもない高さの天井。

ステージからだと、


すごい眺め。


今回唯一の汚点、スイッチャー卓周りの配線・・・。

やってしまいました・・・。

ケーブルぐっちゃぐちゃ・・・。
すべて私、O塩の所業でして、
「あとでつなぎ直そ〜っと」って
思ってたらどうにもならなくなってしまいました。

なんでモニターの前で繋ぐかねぇ・・・。
(犯人は写真に写っておりません)

写真はスイッチャーの弊社社長と
音のプロ、Moving SoundのK場さんです。


あと、リモートカメラも使いました。



素晴らしいです。
よれるし引けるし画もきれい。音も静か。
ステージ袖に設置。
操作はゲーム機になれた人なら簡単です。
絵心はまた別。


そんなこんなで本番でした。

演奏はもちろん見事。名曲が沢山。

いい画が撮れました。

バイオリンのTAIRUKUとKENTAの立ち姿は美しく、
それでいて激しい。
ピアノのSUGURUが演奏する姿は、
曲に合わせて様々に表情を変えていく。

という具合で、
プロの本気の演奏を撮影するわけでして、
熱くならない訳がありません!


かくして残ったのは大量の素材。

同期とって色を合わせて音声をあわせて、

やっと編集です。

楽しみですなぁ〜。

こんなに大規模な収録ができて、
りがたい限りです!制作会社冥利に尽きます。




そして思うのです、「俺たちは、もっと出来る」と。






スーツ姿のW辺氏。


2017年7月31日月曜日

MIDIコントローラーをスイッチャーに使う


MIDIコントローラーを
マルチカメラスイッチングの切り替えボタンとして
使う方法があるそうです。

MIDIといえば「音楽で使う」という印象ですが、
これ自体に音楽の情報を載せて通信するわけでは
ないそうです。

電子機器間のやり取りをする信号のひとつ、なのです。


これをスイッチングに使います。

MIDIコンには実に様々な形があって、
沢山のボタンと、ボリュームつまみの様なダイヤル、
フェーダーを搭載しているものが多い様です。

音楽での使用を意識したものなのでしょうが、
このボタンひとつひとつを、
任意のソフトの任意のボタンに設定できるソフトがあるのです。


弊社で使用しているスイッチャーボードの制御ソフトは
キーアサインのオプションがありません。
あらかじめ決められたボタン設定を変更することが出来ないのです

これが結構な曲者で、カメラの切り替えに2タッチを要します。
1タッチ目で予約、2タッチ目で実行です。
それが面倒であれば、マウスで画面上のボタンを押すという…。



それでもこのソフト、ちょっと検索するだけでも
このまま使っている同業者が沢山いらっしゃいます。

その「頑固な」ソフトとMIDIコンの間を取り持ち、
こちらの思う様に設定し直せるるソフトがある!

しかもMIDIコントローラーは安い!

これは…欲しい!


2017年7月26日水曜日

DVDプレス

今年はこの構図を何度も見ています。

例年より明らかに頻度があります。

















DVDが1000枚、専門業者さんから上がってきました。

画像は検品の為の開封時に撮影したものです。

同じものが5箱。なかなかの迫力です。


確認用として数枚多く刷って頂いていましたので、
再生して確認。

とてもきれいな画質で驚きました。
プレスはやはりキレイです。

データの「定着感」があるというか、
画面全体が馴染んでいる感じです。
バキバキしていない柔らかい感じです。
アナログのダビングの様な・・・まぁそんな感じです。

プレスは久々でしたので、感心しきりでございました。

にんともかんとも。


・・・という個人の感想だけで
会社のブログを私物化するわけにはいきませんので、
少しだけ「それっぽい」ことを書きます。


DVDのケースについてです。

おおまかに3種類あります。
選んだものによって、1枚当たりの価格も当然変わります。

1:スリムケース

厚さ5ミリ。市販のケース入りDVDーRと同じです。


2:ジュエルケース

厚さ10ミリ。市販の音楽CDと同じです。
ジャケットと背表紙に印刷物を入れることができます。


3:トールケース

レンタルDVDと同じです。
パッケージにはジャケットと、パンフレット、説明書など冊子を
入れることができます。2枚組、3枚組も可。
アマレー、ワーナーという2種類の規格があり、
ジャケットデザインの際にはサイズを間違えない様に注意です。
国内ではアマレーが一般的とのこと。


今回の写真に写っているのは、スリムケースです。

にんにん。






2017年7月21日金曜日

3DCG その2

CGの勉強を続けています。

岩場を作ってみました。




景色としては「抜け」がおかしい感じです。
が、遠くに映る景色を作り込むまでには至っていません。

これに、
以前、本番収録の前に撮ったテスト画像の













この画像を合成します。背景はあらかじめ抜いてあります。

すると、













こんな感じになりました。
ノイズをかけすぎて暗い画像になってしまっています。

が、「もともとは存在しなかった背景をつくる」という
目標は達成されています。仕上げも私としては十分です。


そして、より難易度の高い課題にも取り組んでみました。
「人間のFFを入れ込んでの背景合成」です。

上の画像はニーショットなので、膝から下は見えていません。
こういう「切れてる」画像は合成が大変楽です。
画面の中の世界の縮尺が把握しづらいからです。


しかし、人間や動物、自動車など「見慣れたもの」の
全身が写っている場合には、画面の中の世界の
およその縮尺を把握することが出来ます。


従って、合成でサイズを誤ると「この人、大きすぎない?」
といった違和感を感じるようになり、画像としては破綻します。


というわけで難易度の高い全身入れ込みの合成もやってみました。


背景は先ほどの岩場。



これに、駐車場で撮った全身写真の、






















これを合わせてみました。

で、












こうなりました。
この画像はCGアプリからの切り出しですので、
仕上げ前です。それにしてはよくできたと思います。


あとは色補正を別アプリで行えば完成です。


映像制作だと、上の画像は撮影前のコンセプト画像になるかと思います。
これをもとに、クロマキーのセットを組む感じになります。
段差を付けるとか、木に相当するものを置くとか。内容次第です。


撮影した映像に合わせて3D空間内のカメラを自由に動かし、
背景の角度を変えられるというところに強みがありますし、
何より「作れてしまう」ことに価値がありますね。


皮肉なのは、リアルさを求めるほど現実を知る必要があることです。
上の様に岩場のCGを作りたければ実際の岩場に行って観察するとか、
ネットで写真を見て読み取るとか、「その場にあるべきもの」を
頭の中に揃えておかないといけませんね。



今回の画像でおかしなところはというと、

・ごっつい岩場にそんな太い木が生える?
・サンダルでそんなとこ行く?
・荷物も背負ってないけど、どこよ?
・岩に穴が開いて背景が透けてる
・そもそもこの人何してんの?

というあたりです。


製品として作るならきちんと目的がありますので、
こんなことにはなりません。


でも「これおかしいんじゃない?」と思えるくらい
現実の世界を知っていることが大切なんだなと思う次第です。


<追記>
こんなのも出来ました。
これもCGからの素の切り出し。
本物にしか見えん・・・!


















2017年7月19日水曜日

3DCGを制作


もう何度目の挑戦か・・・。

3DCGを制作する為の勉強をしています。

本日の成果がこれです。


チュートリアルビデオを見ながらなんとか出来ました。


これは、簡単にいうとクロマキー合成をする際の
背景作りの為のものです。

クロマキーバックで撮影し、きれいに抜くことはできても
背景がありません。

商用利用できるフリー素材を購入したり、
弊社のライブラリーを利用したり、
といった方法で背景を手に入れることはできますが、
実際には「パース」があわないんです。

人物を撮った時と景色を撮った時では、
カメラの高さ、角度、ズーム等々、様々な要素が違うので
完全には一致しないのです。

Photoshopにはパースを変更する機能があり、
性能も見事ですが、万能ではありません。
精度が出るのは矩型物が多かったりする場合です。


といった訳で『無いものを作る』ことが課題になり、
3DCGの勉強が始まるのです。

これまでは挫折してばかりでした。
設定する項目が多すぎて「付き合い切れん!」となってしまいます。

ところが今回は、使用するソフトウェアも見直し、
目標も「簡単なスタジオを作る」という単純なものとしました。
時間さえあればなんとかなりそうです。

これで作った背景に、人物を合成してライティングを調整し、
カラーグレーディングを施して一枚の映像にします。

暑い夏にはぴったりな作業です。












2017年7月11日火曜日

DVD、Rかプレスか。


今年は例年に比べてDVDでの納品が増えている気がします。
いろんな記録メディアが世に出ても、DVDは今でも安定安心のメディアです。
「物品として映像をお渡しする」際には最大公約数なんだと思います。


DVDでの納品は数も多く、数十枚から数百枚を収めます。

DVDを沢山作る、となるといつも議題に上るのが
コピーなのかプレスなのか、という点です。

両者の違いを簡単に言うと、、、

DVD−R   = マスターをコピーする。市販のDVD−Rに書き出す。

DVDプレス= スタンパー(金型)を作り、樹脂を流し込んでディスクを製造する。


という違いがあります。

プレスの技術は驚くべきものがあります。
マスター盤に記録された目にも見えない「溝」を金型に起こして金型を作り、
そこに溶けたポリカーボネートを流して冷やすと、
映像が入ったDVDのディスクが出来る、という魔術です。

プレスの方が断然高品質です。
売り物と同じ見た目のものが出来ます。
(画質はまた別の話です)


が、それだけが重要ではありません。

プレスは金型の製作に費用がかかる上に、納品まで時間がかかります。
多くの場合「海外プレス」と言って、台湾や上海、韓国などで制作されるからです。
もちろん「国内プレス」もありますが、体感的に値段が倍になります。
さらに、[ Made in ???  ]という原産国表示も盤面に施す必要があります。
通関の為でしょうか。
自分で打ち込んで下さいという業社さんもいれば、
勝手に打ち込んでくれる業社さんもいます。


Rはというと・・・
耐用年数が10年ほどだとよく言われています。信じるか否かは個人によります。
画質も悪いとは思えません。何より、早く出来ます。
費用はまちまちです。プレスと同じくらいの時もあれば、高い時も安い時も。
Rはコピーして書き出すわけですので、
元を読み取る時間、データを書き出す時間が必要です。
中身が2時間もあれば、それ相応の時間がかかるのです。
それでも、作業は国内で行われます。
弊社の場合ならコピーをお願いしている会社さんまでたったの3km。
スピードが欲しいなら、コピー1択です。


Rかプレスか、、、
結論は、納期と費用、用途を鑑みて総合的に判断するべし、ということです。

実に当たり前な、、、つまらない結論になってしまいました。しょぼぼーん。


2017年7月3日月曜日

Latest Work 0703


5月から6月下旬にかけて制作したCMが完成し、
webにも上がりました。

理想科学工業株式会社の30秒CMです。

全国20エリアで放送されます。



ご用命ありがとうございました!