甘さ倍増!雪中キャベツ


雪の下にあるのはキャベツです
雪中キャベツといってあえて雪の中に置いておきます
長野県小谷村に伝わる地元の農業として親しまれています

8月中旬に苗を植えたキャベツは11月頃に食べごろを迎えます
しかし刈り取らないでそのまま雪が降るまで根っこがついたまま
そのままにしておくのです

根っこをつけたままにしておくのがポイントで
根があるということはまだ生きている
成長しているということなんですね…
するとキャベツは寒さから身を守るため
アミノ酸を作り出し寒さに負けないように頑張ります
これがキャベツを熟成させ甘くなるという仕組みです

地元では大きさによりますが
1玉400円から1000円近い値で販売されています
普通より随分割高ですが
雪から掘り出す手間などを考えれば妥当な値段
しかも普通のキャベツより甘くておいしいので
すぐ売り切れるそうです

寒さに耐え成長する…
なんともケナゲなキャベツですが
我々人間にはまね出来そうにない芸当です…









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