2016年11月21日月曜日

TEDx信州大学


(リハーサルの様子)

11月13日は信州大学でTEDxが開かれました。弊社は昨年に続き技術協力です。
今年は3カメ+VTR+スライド+字幕を組み合わせてライブ配信と同時収録。
機材的には昨年同様ですが、イベントそのものの内容は多岐に及びました。
基本となるスピーチではオーディエンスを巻き込んでのアクティビティ、
オープニングとエンディングには音楽の生演奏や生歌がありました。
客席で見ていたらきっと楽しめたと思います。いろんな考え方や生き方を知る
良い機会になるからです。

しかし、収録・配信スタッフとなるとなかなか落ち着かないものです。
耳と目で情報を集めつつ手で映像を切り替えて、脳は次のことを考えて…
なんてことを参加しているスタッフ全員がやります。これは世界中どこでもそうです。
映像系の仕事の醍醐味の一つと言えます。辛くて楽しい仕事です。

弊社のライブ配信の方法ですが、備忘録がてら簡単に記しておきます。
今年は入力が4つあります。
カメラ3台をスイッチャーボードに入力。
4つ目の入力は別のPCで動いている編集ソフトからの映像です。
編集ソフトのシーケンスに、配信で使用するVTRやスライドを
順番に並べて置いて、必要に合わせて再生します。

つまり、編集機のモニターアウトをそのままソースとして配信に使います。
これならシーケンスに載せられる素材ならどんなものでも配信できます。
手前味噌ですが、なかなか思い切った方法なので忘れてしまいます。
今年は後輩が覚えていてくれたので何とか組めました。

こういった、手段や仕組みを考えるのも映像系の仕事の醍醐味かもしれません。
なにぶんにも正解が無い世界。
滞りなく目的が達成されれば、それが自分たちにとっての正解です。
次が楽しみです。



2016年11月16日水曜日

フリッカー除去ソフト Flicker Free




フリッカー除去ソフトを購入しました。多少吟味した結果Flicker Freeなるソフトを選定。
画面のチラツキを除去することに特化したプラグインです。単体では稼動せず、
Premiere Proの機能の一部として使います。

そもそも素材にフリッカーなどあってはならぬのですが、今回は止むを得ず導入。

原因はLED照明です。照明機材の原理や仕様については私は全くの門外漢で、
知っていることといえばスイッチをONにすると明るく点く、ということくらいです。

LED照明にはどうやらいろんな種類がある様で、これまでの蛍光灯や蛍光管、
水銀灯などとは異なるフリッカーが出るものがあります。
通常はシャッタースピードを調整すると画面内のフリッカーが消えます。
60とか100とか、そんな調整をします。

ところがLED照明の中にはそれが通用しないものがある様で、
撮影前に確認・調整をしてもまったく消えないものがあります。
なぜそんなことになるのかは、前述の通り勉強不足でわかりません。

大切なのは素材に入ったフリッカーをいかに消すかです。
多少のテクニックで解消することもある様ですが、
あるレベルを超えたものはお金で解決するしかありません。
というわけで購入したのがFlicker Freeです。

ひとまずの使い勝手はまずまず。程よい設定項目と単純さです。
いくつかデモ版を試してみたのですが、この手のソフトで設定が複雑なものは
あまり好みません。フリッカーを消したいだけです。素材についた余分なものが
取れればそれで良いのです。その点では大変良いプラグインです。

若干不都合な点もありました。処理速度です。
15秒ほどのカットをProres422で書き出しするのに・・・30分かかります。
おい、かかりすぎだろ・・・。

ということで、大事なことは撮影現場で目を皿にしてモニターを確認することと、
LED照明についての知識を身につけること、ということが分かりました。
では各々、ぬかりなく。