フリッカー除去ソフト Flicker Free




フリッカー除去ソフトを購入しました。多少吟味した結果Flicker Freeなるソフトを選定。
画面のチラツキを除去することに特化したプラグインです。単体では稼動せず、
Premiere Proの機能の一部として使います。

そもそも素材にフリッカーなどあってはならぬのですが、今回は止むを得ず導入。

原因はLED照明です。照明機材の原理や仕様については私は全くの門外漢で、
知っていることといえばスイッチをONにすると明るく点く、ということくらいです。

LED照明にはどうやらいろんな種類がある様で、これまでの蛍光灯や蛍光管、
水銀灯などとは異なるフリッカーが出るものがあります。
通常はシャッタースピードを調整すると画面内のフリッカーが消えます。
60とか100とか、そんな調整をします。

ところがLED照明の中にはそれが通用しないものがある様で、
撮影前に確認・調整をしてもまったく消えないものがあります。
なぜそんなことになるのかは、前述の通り勉強不足でわかりません。

大切なのは素材に入ったフリッカーをいかに消すかです。
多少のテクニックで解消することもある様ですが、
あるレベルを超えたものはお金で解決するしかありません。
というわけで購入したのがFlicker Freeです。

ひとまずの使い勝手はまずまず。程よい設定項目と単純さです。
いくつかデモ版を試してみたのですが、この手のソフトで設定が複雑なものは
あまり好みません。フリッカーを消したいだけです。素材についた余分なものが
取れればそれで良いのです。その点では大変良いプラグインです。

若干不都合な点もありました。処理速度です。
15秒ほどのカットをProres422で書き出しするのに・・・30分かかります。
おい、かかりすぎだろ・・・。

ということで、大事なことは撮影現場で目を皿にしてモニターを確認することと、
LED照明についての知識を身につけること、ということが分かりました。
では各々、ぬかりなく。




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