Magic Lantern


「今更・・・」と思われるかもしれませんが、
CanonのEOS用に開発されているカスタムファーム
マジックランタンを試してみました。

目的はRAWでの撮影です。
次の仕事で必要なカメラは、小型で高画質なもの。
EOS5Dくらいの大きさが許容できる限度です。

EOS5DMk3にマジックランタンを冷や汗とともに投入。
試行錯誤の結果、何とか撮影・現像・編集まで行えました。

成果はこちら。


とても綺麗です。
4Kと見劣りしない感じです。

今回感じたマジックランタンのメリットとデメリットを備忘録を兼ねて記しておきます。

【メリット ML RAWについて】
・既存の機材を使うので1円もかからない。(開発者の皆様に感謝します)
・ホワイトバランスを撮影後に設定できる自由度の高さ。Logでは無理。


【デメリット ML RAWについて】
・動作が安定していない。
・1600-900までが実用的なフレームサイズ(今回のテストでは、です)
・RAWモジュールを読み込む時間が長い。カメラの起動に30秒はかかる。
・連番DNGを動画データに書き出すと、とんでもない時間がかかる。


といった感じです。

もうひとつ頭に浮かんだことは、
「4KのLogで間に合ってるかもしれない」
ということです。

小さくて4K60PでLogが使えるカメラがあれば、
それこそが探しているものかもしれません。

今のところ、GH5かな。





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