ハイエンドカメラと業務用カメラ

ハイエンドカメラと業務用カメラ。何が違うのでしょうか?

前から気になっていたので、調べてみました。

結論から言いますと、

ハイエンド

High - end 

最 上 位

ということになりまして、

民生機のラインナップの中で最上位 です。

家電量販店などで売ってる「いっちゃんいいやつ」です。



対して業務用カメラは

業 務 用 そのまんま。

テレビ放送、映画、アドスクリーンへの放映などなど、
業務上の「規格」に適合した形で撮影が出来るカメラです。

タイムコードが生成できたり、同軸ケーブルなどを使って他の機材と
連動できる機能があったり、キャノンケーブルで音声が入出力できたり・・・。

といった具合です。



民生機の場合、コンシューマー機とも呼ばれます。

コンシューマー Consumer 消費者 です。

消費者向け→民生機。


「プロシューマー」という言葉もたまに目にします。
これは、

Producer  + consumer  = Prosumer となり、英単語です。

セミプロ、という意味です。



ちなみに、ソニーのグローバルサイトを覗いてみると、
HDCAMやXDCAMなどおなじみのENGカメラは
「 Professional camcoder 」とされています。要するに業務機。


対して、キヤノン。
日本語サイトには「業務用映像機器」の欄がありますが、
グローバルサイトにはありません。

Cinema EOSシリーズを覗いてみると、
「Digital Cinema Camera (デジタルシネマカメラ)」に分類されており、
業務機であるとは書いてありませんでした。

上位機種C-700は、「 the - top - of -  the -  range -  model 」と説明書きにあります。

「い - っ - ちゃ - ん - い - い - や - つ 」 だそうです。



シネマカメラは趣味で扱う人も多いでしょうから、
「業務用」にしない方が良いのかもしれませんね。

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