VR 360°



VRビデオを勉強しています。

撮るのは比較的簡単。カメラもいろいろ出てきました。
Gopro的な価格帯で揃えることができます。

既存のアクションカメラを複数個つなぎ合わせて
付属のアプリで素材を生成するリグも売っているようです。
かなり高価な様ですが。

弊社には機材としては360度カメラはありませんので、
私物の360度カメラで撮影し、編集機に取り込んでいます。

少しずつ撮影してみて気づいた難しい点をいくつか。

①撮影者が絶対映り込む
②画角が作りづらい
③加工は多少ハードルが高い

まず①についてです。
カメラを固定して離れてしまえば良いのですが、
例えば街中の雑踏の中、完全な死角までカメラから離れるわけにはいきません。
自然の中なら良いかもしれません。

②の「画角が作りづらい」点についてです。
これは本当に難しい。
被写体となる空間の「中心部」「中央」にカメラを置くことで
ぐるっと見渡せる360度映像が撮れるわけですが、
室内やビル等、屋内では奥行きが浅くなります。

屋内なら隅から撮影すれば、広さがとても解りやすい、、が、
それだと360度映像の半分がすぐ近くの「壁」を映すことになるという・・・。

まぁキョロキョロと見回すのが楽しい360度映像なので、
奥行きなんか関係ないのかもしれません。通常の撮影と一線を画す要素です。

③の加工については、マシンパワーが必要ですので、
編集機には現世代機が必須かと思います。
素材の変換、取り込み、書き出しは、私個人の感覚としては
ハイビジョン創成期の様な「いちいち遅い」という印象です。

とまぁいろいろあるわけです。
一番の課題はやはり「何を見せるか」という、
古式ゆかしいこの一点に集約されるわけですが、
正面から真面目に考え込むよりもテクノロジーで遊ぶ感覚で
気軽に入った方が可能性が広がるかもしれません。

現状、とりあえず、楽しいです。

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